■ 健食素材情報 ≫ 霊芝 ≫ |霊芝の基本情況|霊芝の成分 効能と効果|副作用霊芝の選び方と注意事項

   名   称   霊芝(れいし)
   学   名   Ganoderma lucidum
   生 薬 名   神仙草(シンセンソウ)
   ハーブ 名   Reishi Mushroom(レイシマッシュルーム)
   産地/分布   北半球の温帯の広葉樹林内の枯れ木や切り株
   健康作用   ガン(腫瘍)抑制、肝臓保護、血圧降下、利尿、鎮咳など
   香りと味覚   香りはほとんどないものの、苦味が強い。
霊芝1霊芝2鹿角霊芝霊芝3
■霊芝の成分
現代の薬理の研究によって、霊芝には、β-グルカンをはじめ、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、銅、亜鉛などの有効成分が豊富に含まれており、中でも有名なものに、免疫機能を高めることで、ガンの予防や癌細胞の増殖を抑制といった効能が期待できるとされている【β-グルカン】、また血流を良くして、血圧の安定化に作用する【トリテルペン】、優れた抗酸化作用を持つことから、様々な生活習慣病の予防・改善に効果的であると言われている【有機ゲルマニウム】などの有効成分が豊富に含まれています。
@ β-グルカン:免疫力強化作用、抗ウイルス作用、抗腫瘍作用。
A トリテルペン:免疫細胞活性化作用、β−グルカンの吸収補助。
B ガノデリック酸類:抗アレルギー作用。
C エルゴステロール:抗ガン作用。
D アミノ酸(リジン、ロイシン、フェニルアラニンなど15種):代謝促進作用、血中コレステロール正常作用、肝機能向上作用。体内の細胞を錆びさせ、老化の原因になると言われる「活性酸素」。霊芝に含まれるSODは、この活性酸素を除去することで有名です。
■霊芝の効能と効果
霊芝には、様々な効果・効能があるとされていますが、中でも有名なものに、ガン予防、ガン増殖抑制、ガン治療の副作用軽減、免疫力の強化、血糖値の調整作用、血圧降下、血栓防止、高脂血症の改善、B型肝炎の改善、などがあります。
霊芝の主な働きは免疫力の調整作用です。
免疫力が下がっている場合には強化し、過剰な場合には緩和します。
アメリカの研究者や中国の臨床試験で、ガン治療の副作用軽減、免疫力の強化、さらに霊芝は免疫システムの病気であるリューマチにも効果がすぐれているということも証明されました。
霊芝には中性脂肪を減少させ血液をサラサラにする効果があると近畿大学の有地滋教授が発表されています。霊芝は肝臓、腎臓が活発になり、その結果、血液中に余分にあるコレステロール、中性脂肪、ブドウ糖を正常化し、血液をきれいにし、血液の粘りを減らし、血管に柔軟性を取り戻すようです。
最近の研究により、霊芝はアレルギー症の原因である肥大細胞によるヒスタミンの
アレルギー性鼻炎(花粉症) 放出を抑え、インターフェロンαの分泌を刺激して、 アレルギー性鼻炎(花粉症)が霊芝により緩和したという報告もあります。
※ 中国の研究で1200人のアレルギー患者に霊芝を投与したところ、84%が改善、内40%が完治したということです。
さらに霊芝に含まれる有機ゲルマニウムが体内酸素を増加させ、新陳代謝を促し、細胞の老化を防ぐ働きがあります。霊芝には多量のアミノ酸やビタミン、ミネラル類、食物繊維、各種の栄養素がたっぷりと含まれています。
■霊芝と抗がん剤の相乗効果
霊芝に含まれるβ-グルカンという多糖成分には免疫増強作用があり、がんの民間療法や漢方治療で使用されています。特に鹿角霊芝にはβ-グルカンの量が通常の霊芝や他のキノコ類よりも多いと言われています。
通常の抗がん剤治療では、がん組織の縮小効果を重視する立場では、がんを可能なかぎり徹底的に攻撃することの方が最優先されます。しかし少ない量ではがん細胞が十分に死なないので、抗がん剤は副作用の耐えられるギリギリの量を投与するのが一般的な考え方です。
最近の報告で、霊芝を抗がん剤と併用すると、抗がん剤単独では効果が出ないような低用量でも十分な抗腫瘍効果が得られることが示されています。またQOLの良い状態で延命効果が得られる可能性もあります。
■霊芝で放射能「内被曝」対策
福島第一原発事故放射性物質による被害内部被曝対策
福島第一原発事故に由来する放射性物質による被害は、数年後の癌だけではありません。免疫低下、脳、心臓障害、腎臓病・・・免疫低下によって様々な症状が出て来る事が、原爆やチェルノブイリの症例から確認されています。

放射線物質にさらされたとき、人体内では何が起こっているかというと、活性酸素が発生します。主にOHラジカルと呼ばれるもので活性酸素で、フリーラジカルと呼ばれることもあります。
美容や健康、アンチエイジングに興味のある方はすぐに気が付かれると思いますが、シミやシワ、たるみや老化の原因になっているといわれるのも活性酸素です。

内部被曝は体内に放射性物質を取り込んでしまうことから、外部被曝よりも除染がやっかいです。内部被曝対策として有効なのは霊芝、冬虫夏草の服用です。
霊芝の有用成分には、抗酸化作用や免疫増強作用があります。免疫増強作用は発がん予防に有効です。致死量に近い量の放射線をマウスやラットに照射する実験で、霊芝を照射前や照射直後に服用させると、生存率を著明に高める結果が多数報告されています。

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